尚泰久と世利休
鬼大城めぐりから、越来城下の歴史スポットをもうひとつ。 尚泰久の側室、越来村の娘、世利休(せりきゅう)のこと。 尚泰久の妃は護佐丸の娘ですが、例にもれず側室もいました。 それが尚徳の母にあたる宮里阿護母志良礼、そして世利休。(伝承では江洲ノロも) その世利休と尚泰久のゆかりのスポットがコチラ。 尚泰久は世利休とその息子のためにここに家を建てさせ、みかんと白椿の木を植えたそうな…。...
View Article開聞岳と桜島
あれに見ゆるは 御開聞 富士に見まがふ 桜島 (上り口説/八 より) というわけで、2014年の締めくくりとして、薩摩に行ってきたでごわす。(幕末巡りと琉球人の足跡巡り♪)細かいレポはしないと思いますが、(追いつかないから)そのうちいくつかにまとめてでもできたらいいなと思います。 さて、2014年もたくさんのご訪問ありがとうございました。...
View Article*2015年の目標*
日付が変わった途端、夏祭りばりの打上げ花火が上がってビックリした和々です。(今年からの企画?) さあ、2015年になりましたよ。 年度で目標を決めようと思ってたけど、やっぱり区切り感は「年度」より「年」の方が勝る ということで、目標を立てました! 漢字一文字とかだとどうしても抽象的でワンパターンになってしまうので具体的な行動目標を! まず、琉球歴女としての目標↓...
View Article石敢當≒石散當
沖縄ではお馴染の魔除けの置物(?)「石敢當(いしがんとう)」 中国川伝えられたものですが日本でも沖縄唯一のものではなく、県外、特に鹿児島にはまだ多く残っており今でも見かけることができます。 ということで、琉球人の本土上陸の玄関口鹿児島は山川の港町で見かけた石敢當コレクション。 歩きながらざっと目についたものだけでもかなりの数がありました。ちゃんとT字路の所に置かれてましたよ。...
View Article琉球史ゆるゆる漫画byとらひこさん
「目からウロコの琉球・沖縄史」のとらひこさんがゆるゆる琉球史漫画を始めましたよー すでに3話まで掲載中! 画像の直接コピペ・転載・拡散OKだそうなのでこちらでも紹介してみます! *何か食べながらこれ見てる人は以下要注意* なんで敢えてこのネタを載せたかと言うと、...
View Articleレトロステキな嘉例川駅
今回の薩摩旅で思いがけずステキスポットだった鹿児島で1番古い(100年以上!)木造駅舎の「嘉例川駅」。 無人駅ですが、今でも現役です。 かもめ食堂とかそういう系のゆるい映画のロケ地になりそうなレトロでステキな駅でした。 有形文化財にも登録されているこの嘉例川駅。 ちょっと行ったところには大型バスも停まれる駐車場もあり、観光スポットとして人気のようでした。...
View Article小禄良忠(馬 克承)
半年くらい前に描いてた没ラフを改めてちょっと直したモノ。 小禄りえこさん。 もとい、 小禄里之子。(ちなみに元絵はこちらに) 楽童子さんです。what's 楽童子? → ★ ★ ★ 江戸上りの行列を描いた巻物で 至而美少年ナリ とまで注意書きがされたほどの絶世の美少年。 彼は三司官にまで出世しますが牧志・恩河事件で失脚。...
View Article薩摩の玄関口、山川
近世、薩摩の支配下に置かれ、薩摩への行き来が盛んになった琉球。 船で北上し、本土上陸の玄関口になったのが指宿市の山川。 前に記事にした石敢當(石散當)でも分かるように、琉球人の足跡が残っている町でもあります。 現在の山川港。 さつまいも上陸の碑。(ザビエルもね) 琉球人鎮魂墓碑。 花ブロックも結構見かけた。 山川石の造形。(河野覚兵衛墓石群) 西南戦争鎮魂碑。 仮屋跡石垣。...
View Article沖縄トヨタ充実・安心カーライフ1-3月号
沖縄トヨタ自動車の機関紙、2015年1→3月号が発行されてます。 琉球サウダーヂからの特集は「エイサー」と「泉」。 表紙はお正月らしく首里城と日の出。 残念ながら首里城での日の出は正殿の背後からになり、逆光で上手く撮れないので今回は日の出写真と合成です。(首里城と日の出写真はCMとかにもあったりするけどたいてい合成) 今回も写真提供で協力させていただきました(^^)☆...
View Article*心理テスト*
突然ですが、心理テストです。 あなたの目の前にお城があります。 窓は何個ありますか? ・ ・ ・ ・ 「ない!」 …と答えたワタシの頭の中。 ↓ そりゃ、ねーわな。 城は城でもグスクで、しかも、窓どころか建物自体ない(笑) ちなみに、 答えた窓の数が多ければ多いほどナルシスト らしいです。...
View Article覚書
正月飾りに欠かせない葉牡丹。 でも沖縄ではあまり見かけないね。 *覚書* マス分割(700マス) ペイント 35×20(横×縦)A4出力 余白設定上30 下30 左43 右44マスサイズ 横210 縦150 (※最下段、余白差あり)完成図 横7m35cm 縦3m ブログに書いとくと検索すればすぐ出てくるからノートとかより便利なんデス。 今回の記事はこれがメイン(笑)
View Article宇座グスクとカクリグスク
昨日の百十(MOMOTO)の公演で久々に再会した琉球歴女仲間さんのために舞台レビューの前にとりあえずこの記事を。 読谷村にある宇座グスクです。 畑が広がる平野の中にぽこっと小さな丘がある、ここが宇座グスク。 とは言っても、今は古墓(墓地)タイプのグスクで石垣や生活などの遺構は見つかっていないようです。 中には鍋之甲の墓や、山内の墓、宇座ウェーキの墓などがあり、...
View ArticleTeam NEXT TAO+肝高の阿麻和利
現代版組踊「百十~MOMOTO~」 2015年1月18日(日) きむたかホール 昼の招待公演と、夜公演と2回見させていただきました。 本当は招待公演の1回観劇の予定でしたが、観終わったあと「あと1回見なきゃ後悔するかも」と思い、マッハで帰宅し、残ってた仕事をマッハで終わらせて再度、当日券を買って見ました(笑) さて、今回はTeam NEXT...
View Article薩摩一の宮、板聞神社
鹿児島の琉球史巡りをするならここは絶対に外せないスポットの一つ、指宿にある枚聞(ひらきき)神社。 薩摩一の宮の由緒正しき神社です。 航海安全の神としても知られ無事に本土上陸を果たした琉球使節もここを訪れ扁額を奉納しています。(1773年~1803年のもの) その扁額7枚が今も残っていて常時見ることができます。 (撮影はダメかな?と思ったので写真なし)...
View Article琉球の霊能者、安里大親清信
「物呉ゆすど 吾が御主!」(金丸こそが王にふさわしい) と大演説をうってクーデターの引き金を引いたのがご存知、安里大親清信(あさとうふやせいしん)。 護佐丸の兄ちゃんらしいというのは既に紹介済み。(→★ ★ ★) その安里大親ですが、彼は不思議な力、つまり霊力を持っていてまだ役人だった金丸に王の印を見ていた…というのは有名ですが、...
View Article【続報】JTB×琉球戦国列伝
以前も紹介しましたが、JTB×琉球戦国列伝コラボツアーがいよいよ1ヶ月を切りました! 今回のツアーはこれまでの歴史ツアーとは一味違います 武将たちゆかりの土地を巡るツアーはありました。 琉球の歴史を面白く楽しく学べるツアーもありました。 でも、それに「加えて」、当時の様子をリアルに感じることのできる「体感型」のツアーはきっと琉球史ツアーでは初めてではないでしょうか!?...
View Article安里大親清信と金丸
前回安里大親清信の若い頃の伝承を紹介しましたが、晩年、金丸と絡んでくる頃の伝承もあります。 有名な話なのですがまだブログではちゃんと書いてないので紹介しておきましょう。 * ある日、清信が安里橋の東側を通り過ぎようとすると、白髪の老人に出会った。 一礼すると、老人もそれにこたえ、自分の家へと招いた。 それは林の中にありそれはそれは素晴らしい建物でまるで蓬莱島のようであった。...
View Article今年の桜
もちろん木やエリアにもよるとは思いますが、今年の沖縄の桜はささやかな印象。 ワタシの個人的な感覚だと、2年ごとに桜の咲き具合いというか勢いが違うと感じています。 去年が見事だったので今年はお休み年? 去年→ ★ ★ だからという訳ではありませんが、今年はやんばるの桜まつり巡りもお休み。 写真は昨日見た家の側に生えていた緋寒桜。 どんより曇り空だったのでハイキーとレタッチでごまかしごまかし。...
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