「グスク・ぐすく・城」展、みどころ10
先週の19日から始まっている県立博物館の企画展、『グスク・ぐすく・城』 前売り券もゲットして(しかも複数枚)、早々と行ってきました! 会期は2か月間、来年の1月19日までなのでこれから行く、という方のほうが多いかもしれませんね。 そこで、和々的見どころをまとめてみたいと思います★ まず、 内容もりだくさん+キャプション(説明パネル)はやや専門的で固め です。...
View Article『琉宮城の姫君』でたどる宜野湾・総喜呂原
先日、松本清張賞受賞者で沖縄の歴史を取り入れた小説を書かれている滝沢志郎さんと川越宗一さんを迎えてのトークショーがありました。 川越さんの『天地に燦たり』は過去にレビュー記事も書いているのですが滝沢さんのはまだだったので、今日はこちらについて。 といっても、松本清張賞受賞作で鹿鳴館を舞台にしている『明治乙女物語』ではなく、滝沢さんの最新作で近代沖縄を舞台にした小説『琉宮城の姫君』のほうで。...
View Article南西諸島最大の交易拠点、城久遺跡群
開催中のグスク展に合わせてまだ記事にしていないグスク訪問記事もアップできればと思って…います。 というわけで、今回は喜界島の城久遺跡群。 城久と書いて「ぐすく」と読みます。 「ぐすく」だけど、城久遺跡群は「城跡」ではなく、「集落跡」になります。 県博の館長、田名先生によると琉球の「グスク」の語源には諸説あるけれど、この喜界島の「城久」との関連もあるのでは?と。...
View Article漫画「琉球のユウナ」4巻
「琉球のユウナ➃」(響ワタル著/白泉社)(↑タイトルクリックでamazonにジャンプ) 先週発売になりました。 沖縄の店頭にもそろそろ並ぶ頃でしょうか? ワタシは3巻からはkindleで購入しています。 発売日に、即ダウンロードしてすぐに読めることと、巻数が増えてもかさばらないのがkindleマンガのメリット。 でも見開きページの迫力が落ちるのはデメリットかなぁ...
View Articleグスクの擬人化キャラ
「グスク・ぐすく・城」展、開催中! グスク展のまわしもの、和々です。(和々的グスク展みどころ10はこちらから) さて、去年出版した『琉球歴女の琉球戦国キャラクター図鑑』↓(和々+澪之助著/ボーダーインク)では、グスクの擬人化(+キラキラ化)もしています。 ということで、「グスク展」にかこつけて私が担当した3グスクを久々に描いてみました★ 左から、...
View Article有森神社+浦上グスク
奄美大島にある、浦上有盛遺跡(有盛神社・浦上グスク)。 壇ノ浦の戦いで敗走した平家の武将のひとり、平有盛が築いた城だと言われています。 さすがに奄美大島、喜界島は、沖縄よりも平家伝承の場所が多くみられました。 有盛神社。 ここには奄美市指定文化財の石造弁財天像があるようでした。 …が、案内板が残念なことに(^^;)...
View Article赤木名グスクと、琉球の王弟
前回の浦上グスクに続いて、奄美大島のグスクを、もう一つ。 奄美空港がある、北東部エリア【笠利(かさり)】にある、赤木名グスク(赤木名城)。 奄美大島を代表するグスクでもあります。 ※赤木名「グスク」にするか「城」にするか、迷いましたがここでは赤木名「グスク」で書かせていただきます。 赤木名中学校の、すぐ裏手にあります。 入口の鳥居には「秋葉神社」とありました。...
View Article赤木名散歩
前記事で書いた奄美大島の赤木名グスク。 残念ながら赤木名グスクは満喫できなかったけど、赤木名エリアは楽しみました。 せっかくなので、いくつかご紹介。 奄美大島グルメといえば、これは外せない! 鶏飯!! 鶏飯で有名な「みなとや」。 自分でそのつどよそおってアツアツの出汁をかけて食べるスタイル。 本場の鶏飯、美味しかったです★ 食べたら消費。赤木名散歩。 大島代官所跡地。...
View Articleお城EXPO’19に行ってきました
お城EXPO’19に参加するため、横浜に行ってきました! 21日はグスク展のシンポジウムだったので断念し、22日になる頃に横浜入りして、22日の夜の便で帰沖という、弾丸スケジュールでした。 …が、行ってよかった…!! こういう類のイベントって初めて参加しましたが、全国の自治体や企業・団体が一堂に集まって様々な取り組みをまとめて見ることができるなんて、便利でお得な1日でした!...
View Article若水汲みと年末詣
あけましておめでとうございます 2020年になりました。 昨年は(私の人生史において)大きな転換の年になりました。 昨年の「転換した1年」を受けて、今年は「前に進める1年」にできればと思っています。 楽しくがんばります! 今年も「がじゅまるの樹の下で。」をよろしくお願いいたします。 ―和々― さて、お正月に合わせて行っている「若水取り」...
View Article近代那覇の都市風景
今日が仕事はじめという方も多かったでしょうか。 三が日明けがちょうど土日だったことから私は、月曜日まで持ち越しです。 そこで、この正月休みの内にやっておきたかった「宿題」を2つ片付けました! 偉いぞ自分!!(笑)(でも本当はあと一つ、手を付けておきたいトコロ) その「宿題」に使うため、編集した画像。...
View Articleブログ公開スタート!キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ
2018年11月に始めた『琉球歴女の琉球戦国キャラクター図鑑』のスピンオフマンガ、「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」シリーズ。 スタートした頃にブログでもちらっと触れていましたが(★ ★)あれからツイッターで定期的に公開し、2ターンが終わりました。...
View Article『THE★SATTO』
このマンガは、実は、むかーしにこのブログで描いたことのある漫画をキラキラバージョンで描きなおしたもの。 1コマ目。 琉球史で存在が証明云々とあるのは同時代史料(『明実録』)に名前が出てくる最初の王様だから。 察度の前の王統、英祖王もだいぶ確実視されているようですが、「記録」という意味では察度が初です。 2コマ目の明人スタッフの琉球永住願いとは、「久米三六姓」のこと。...
View Article『THE★SATTO Ⅱ』
前回のつづき。 察度の左腕エピソードからサイボーグキャラになったキラキラ版察度。 察度の服飾でコードやチューブのようなものを纏っているのはそれからのイメージです。 マンガではだいぶ省略していますが、本ではけっこうコード&チューブ男です。
View Article中城ハンタ道マップ
昨年の秋に「歴史の道百選」にも選ばれた中城ハンタ道(中頭方東海道)。 中城ハンタ道が「歴史の道百選」追加選定(沖縄タイムス) 中城ハンタ道「歴史の道」に 文化庁、23年ぶり選定(琉球新報) その中城ハンタ道をたどることができる「中城ハンタ道マップ」ができていました! ルートや各ポイントの史跡、景勝ポイント、近くの飲食店などが紹介されています。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(3)『THE★SATTOⅢ』
元ネタは少年ジャンプで連載していて、アニメ化・ドラマ化もされた『地獄先生ぬ~べ~』 私は読んだり見たりしていたわけじゃないけど、それでもキャラクターや設定くらいは知っているほど大人気の漫画でした。 今の若い子は…知ってるのかな…? ウィキってみたら、ドラマ化が2014年でそんなに昔ではないけど、日本テレビ系みたいだから、沖縄では放送されてないかも??
View Article琉球歴史ドラマ『尚巴志』TVerで公開中
RBC琉球歴史ドラマ『尚円王』の放送を前にして、2017年に放送された第一弾『尚巴志』が沖縄で再々放送されていますね。 今日が最終話の放送日になります。 え!知らんかった!!! どうせ本土じゃ観れんし… という方。 大丈夫です。 今回はTVerでも公開中! つまり、ネットを介して、全国各地、世界各地から見ることができますよってことです。...
View Article【コラボ商品】石積みイヤリングができました!
かざり細工:朔望さんとのコラボ商品、石積みピアス。 グスクの石積みでもお馴染みの琉球石灰岩を模したリュウキュウライムストーンシリーズのシルバーアクセサリーです。 …が、発表直後から、耳に穴開けてないからイヤリングはないの?という要望をいただいておりました。 だいぶ遅くなってしまいましたがイヤリングバージョンができたので、 「石積みイヤリング」の受注を開始いたします!...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(4)『THE★SATTOⅣ』
前回の続き。 「THE★SATTO Ⅱ」で触れた通り、キラキラ察度はサイボーグキャラいじり。 もう少し続きます(笑) さて、二コマ目の泰期の心の声 ”いくら兄貴が常識に薄い人でも” とは、 左手を切ってくっつけたこと、もそうなのですが、 嫁もらいのエピソードや黄金を知らなかったエピソードに基づいています。
View Article金丸、恋の軌跡
琉球史における稀代のモテ男と言えば、金丸ですね。 後に第二尚氏王統の始祖(尚円王)となった、あの男です。 生まれ島の伊是名を脱出して沖縄本島に渡り、各地を転々としたのち尚泰久王子(のちに王)と出会い、首里城に仕官。 王府の役人としてとんとん拍子に出世し、クーデター勃発の末ついに国王へ! というシンデレラストーリー男でもあります。...
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