1966年のイザイホー、他
亡くなった身内の遺品整理をしていたら出てきた、という写真スライドを見せてもらいました。 復帰前の、60年代~70年代の沖縄。 もう5・60年前のものです。 中には、1966年の久高島の神事「イザイホー」を撮ったものが(!) スライドカバーにはメモが書かれており、 66.12.29 とあります。 12年に一回行われるというイザイホーは1978年が最後となっているので、その1つ前のもの。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(5)『THE★SATTOⅤ』
前回の続き。 サイボーグキャラいじり、ラストです。(そしてありがちな夢オチ) 察度のツノヘアーについて。 琉球男性の髪型「カタカシラ」は古琉球時代は耳の横にあった、というのは、もう大丈夫でしょうか?(え!知らなかった!という人は、例えばこちらやこちらをどうぞ) その起源は舜天王にまでさかのぼる…との伝承がありますが、今回舜天は横にお い と い て、 別の伝説から。...
View Articleドッキドキの土器話【1】
ちょっと前の事になりますが、発掘された土器の破片を触らせてもらう機会がありました。 おそらく、900~500年前のグスク土器。 土器って博物館に行けば必ずと言っていいほど展示されているし、むしろ考古=土器ってくらいメジャーな存在。 だけど色が華やかでもなければ、本土の縄文土器のように造形がすごいわけでもない。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(5)『THE★SATTOⅤ』
「朝貢貿易(ちょうこうぼうえき)」ってなぁ~に? という人のために、図解です。 朝貢は中国(明・清)の皇帝に貢物を持っていき忠誠を誓うことですが、中国(明・清)はもらった貢物の何倍もの返礼品をくれました。 また、当時海禁策(鎖国のようなもの)をとっていた明は朝貢国としか貿易を許可しませんでした。 よって、朝貢することは忠誠を誓う国にとっても大きなメリットがあったのです。...
View Articleゆんたくマンガ(5)が抜けていたので掲載しました
キラキラ琉球史★ゆんたくマンガの(5)を掲載せずに、間違って先に(6)を掲載していたのに気づいたので、(5)をUPしました。 (6)の前に来るように日付操作しています。 キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(5)『THE★SATTOⅤ』 はクリックでジャンプします↑ おまけ話は「朝貢貿易ってなぁ~に?」です。
View Article石積みピアス、キャンペーン価格は2月29日まで!
かざり細工朔望×和々のコラボ商品 琉球石灰岩を模したリュウキュウライムストーンシリーズのシルバーアクセサリー 「石積みピアス」 当初のキャンペーン価格は2月29日受注分で終了とさせていただきます。 キャンペーン価格後は1000円程度値上がりするかも…とのことなので、迷っていた方はラストチャンスです! 石積みピアスについての詳細はこちらの専用ページをご覧下さい...
View Article15世紀後半の首里城正殿、描いてみた(作画根拠メモ)
昨日、2/28(金)の沖縄タイムスの見開き特集「首里城 時代の地図②」は第一尚氏王統について、でした。 15世紀後半、志魯・布里の乱で首里城が消失した後に再建され、なおかつ、尚泰久王・尚徳王・尚円王時代の首里城正殿のイメージ図を、様々な資料を元に描きました。 このイラスト、もともとは10/2に行った桜坂劇場×ボーダーインクでの特別講座用に描き下ろしたものです。...
View Articleドラマ「尚円王」を見て
↑クリックで公式サイトにジャンプ ドラマ「尚円王」、皆さまご覧になりましたでしょうか? 「尚巴志」につづくRBC琉球歴史ドラマ第二弾。 TVerなどネットでも配信され本土の方でも見れるようになったのはすごかったですね! それほどニーズがあったということでしょう。(同意!)...
View Article尚徳王代の首里城CG
ドラマ「尚円王」で毎回登場していた「首里城CG」について。 特に2話の最後でピックアップされ「15世紀の首里城を時代考証にもとづき再現したCG」とのテロップもついたこともあって、ちょっとした物議を醸しだしてしまいました う~ん、やはり、ワタシとしてもスルーすることはできない…なぁ…。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(7)『オフィシャル仕様』
4コマ目、察度のつぶやき解説 <中山王印>明の皇帝から贈られた[琉球国中山王之印]という印鑑。北山王、南山王にも同様に贈られた。 <糞箱>いわゆる「おまる」 「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(8)『引継ぎ航海』
察度の弟として琉球の進貢志使となり何度も明と琉球を行き来した察度。 同じく、華人の進貢サポーターとして何度も明と琉球を行き来した亜蘭匏。 彼らが一緒に明に渡った記録は1382年の1度だけ。 この年を境に泰期の名前が消えることから引退したか、死亡したか、とも推測されています。(代わって、その後は亜蘭匏の名前がずっと出てきます)...
View Articleドッキドキの土器話【2】
ドッキドキの土器話【1】の続き。 土器は見るだけよりも触って、体感したほうがその面白さが伝わる!! しかし、保存の面からなかなか簡単なことではないらしい… というのが前回の話。 しかし、そんな土器を少しでも「体感」できる!という展示会に行ってきました。 沖縄市立郷土博物館で行われていた『沖縄の土器づくり よみがえる技』展。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(10)『羽衣伝説~察度の父~』
察度の父は「奥間大親」と言います。 奥間大親の屋敷跡とも伝わるのが宜野湾市にある西森御嶽。(つまり、察度の実家) そのそばには天女伝説のある「森の川」があります。 詳しくは過去記事こちらから。 + 8コマ目の察度のぼやき、「俺は嫁さんもらうときは まっすぐ勝負したぜ?」について。 察度の嫁は、勝連グスクの姫でした。 察度の嫁取りエピソードはこちらから。...
View Article奥間鍛冶屋の正体
昨日、キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガで奥間大親について触れたので、関連して、ずっと下書きのまま、"うっちゃん投ぎてた"記事をアップしますね。 国頭村奥間にある、アガリカンジャー。 ここには3つの見どころがあります。 1つは奥間鍛冶屋の拝所。 1つはかぎやで風節の碑。 そしてもう一つ。 かぎやで風節の碑の右にある碑。 見出しは、「奥間鍛冶屋発祥の地」 ↑クリックで拡大...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(11)『羽衣伝説~察度の母~』
前回に引き続き、「羽衣伝説」をお送りました。 羽衣伝説は組踊『銘苅子』の題材にもなっています。2コマ目の子守歌は、実際に『銘苅子』で謡われているいるものをベースにしました。 実際の曲→(子持節) キラキラ本では察度と泰期は異母兄弟という設定にしています。(本当は弟・泰期は進貢使としての名目上のものだとは思っているのだけれど) +...
View Article琉球王家は、アノ香り…!?
去った日曜日まで県博で開催されていた「手わざ」展。みなさま、見に行きましたか? 私は会期の最初の頃と、最後らへんと、2度行って楽しみました♪ ↑は、手わざ展で展示されていたものの中の一つ「丁子風呂(ちょうじぶろ)」 丁子とは植物の名前で、クローブとも言います。香辛料として料理にも使われるので聞いたことがある人もいるはず。 丁子は香辛料以外にも、香料としても用いられていました。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ/SEASON2キャラクター紹介その①
キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ、SEASON1察度編はひとまず終わりとして、SEASON2尚巴志・三山編に入ります。 まずはキャラクター紹介その1。 この3名からスタートです。 時代区分的にはこう。 尚巴志・三山編はあと3名のキャラがでてきますが出番はもう少し後になりそうなのでキャラクター紹介その2は間近になったらやろうと思います。 それでは、尚巴志・三山編もよろしくお願いします♪...
View Article首里城赤瓦の漆喰はがしボランティア
首里城再建に向けて、市民参加型の取り組みとして、赤瓦の漆喰はがしのボランティアを募集しています。 これは破損を免れた赤瓦を今後様々な形で再利用すべく漆喰をはがしてきれいな状態にする活動です。 3月1日から実施の予定でしたがコロナの影響で延期になり、今週からやっと始まりました。 実施期間は当初の予定を延長して4月26日までです。...
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