キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(33)『家紋』
前回のつづき 本(『琉球戦国キャラクター図鑑』)の「護佐丸ステータス」に絵心…★って書いとけばよかった~~(笑)(私のキャラは必ず何かしらの欠点や弱点を入れています) なお、左三つ巴が尚家の家紋として使われ始めたのがいつなのか、なぜ本土と全く同じ三つ巴のデザインが採用されたのか、(尚家以外の家紋は本土のと全然系統が違うのに)は不明です。...
View Article漫画「琉球のユウナ」5巻
「琉球のユウナ⑤」(響ワタル著/白泉社)(↑タイトルクリックでamazonにジャンプ) 先週発売になった琉球のユウナ5巻。 kindleで購入。 4巻のレビュー記事が去年の12月7日だから、9か月で5巻が出たということか。 「早い!」というのが雑誌で一切読んでいない私の印象です。 4巻の一言感想は「あらぁ、ユウナちゃん、たくましくなって…(ほろり)」 でしたが、...
View Article36年前の今帰仁グスク
古本整理の手伝いをしていたら出てきたパンフレット「今帰仁グスク展」(沖縄県立博物館/昭和59年)より。 36年前ごろの今帰仁グスクの空撮です。 城壁の輪郭は分かるものの、郭の境目はあいまいかつ、木が鬱蒼としていて、だいぶ雰囲気が違いますね。 同じく古本から、同時期の今帰仁グスク別アングル。『城郭と城下町 南九州・沖縄』(小学館/昭和59年)より...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(34)『護佐丸の最期』
キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガSEASON2「尚巴志・三山時代編」は今回はラストになります。 (普段よりも余白があります。スクロールして下さいね) ↓ キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガでは三山統一の過程で、本部の裏切りも攀安知や他魯毎の死も描きませんでした。 それには、それなりの理由というか思いがあってのものですが、唯一の例外がこちら。...
View Article沖縄県初の御城印&御城印帳リリース!
突然ですが、「御城印(ごじょういん)」というものを知っていますか? 本土の歴史好き、城好きの方にはすっかりおなじみかもしれませんが、沖縄ではまだまだ「なにそれ?」という人のほうが多いかもしれませんね。 神社や寺院に「御朱印(ごしゅいん)」という印章紙がありますが、それらを求めて御朱印巡り、御朱印集めをする人も増えている…というのは聞いたことがある人も多いはず。...
View Article沖縄県民に見てほしい、首里城の、今
先日、久しぶりに首里城に行ってきました。 既に遺構などの一般公開が始まっていましたが沖縄県の非常事態宣言による閉園や個人的なスケジュールが合わずなかなか足を運ぶことができず、 瓦の漆喰はがしボランティア参加の時以来の訪問となりました。 日影台からの風景。 被災した建物は完全に撤去されています。 被災した建物が残る今年2月に撮った様子はこちらの過去記事からどうぞ。...
View Article首里城の呈茶(琉球菓子セット)サービスは、今
かつては首里城鎖之間で食べることができた琉球菓子とお茶のセットの呈茶サービス。 お手軽(300円)←350円に値上がりしたんだったかな?かつ、菓子についても学べる(スタッフさんの解説付き)ということもあり、首里城に行くという人には是非に、とおすすめしていたサービスでした。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ/SEASON3キャラクター紹介
キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガSEASON3に入ります。 SEASON3は阿麻和利編。 輪郭線の色も紫色に変わります。 時代区分表でいうとこのあたりです。 「阿麻和利編」ですが、ネタは伊是名時代の金丸からのスタートです。 それでは引き続き、キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガをよろしくお願いします。 「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい。
View Article世界遺産出土品巡回展~未来に継ぐ琉球の宝~、現時点の情報まとめ&レポ
今年(2020年)は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が世界遺産に登録されて20年の節目の年。 20周年を記念して、現在『世界遺産出土品巡回展~未来に継ぐ琉球の宝~』が開催されています。...
View Article琉球女性図
久しぶりに、こんなタッチで絵を描いてみました。 イメージは、吉屋チルー…ではないけれど、辻の女性。 表情や色気のある「指」が書けるようになりたいです。 特に、足の指。 指の表現が印象的な画家は、いわさきちひろ と丸木俊。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(35)『金丸ポリシーⅠ』
<かんぷー>髪を結ぶこと、また、結んでいる髪のこと 今も使ったりするかな? だいぶ聞かなくなった気もするけど。 あ、イントネーションは例にもれずまっすぐです。「カンフー」と一緒じゃないよ。 SEASON3、阿麻和利編ですが、しばらく伊是名時代の金丸が続きます。 「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい。
View Article世界遺産、入場者数比較一覧
「世界遺産出土品巡回展~未来に継ぐ琉球の宝~」のパンフレットに載っていた琉球王国のグスク及び関連遺産群9つの史跡の入場者数グラフを、比較一覧にまとめてみました。(※園比屋武御嶽石門のみ、計測不可能の為ノーカウント) 元資料に基づいているのでざっくり数字なのはご容赦を。 水色が世界遺産に登録された2000年、オレンジが昨年の2019年。灰色はこの19年間のピーク時です。 ピークの年は 今帰仁...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(36)『金丸ポリシーⅡ』
花はそれぞれ決まった季節にのみ咲くもの。それぞれ決まった花をあげるということは、その季節にしか会えない、季節限定の相手ということか…!? …と、ココまで深読みした人はさすがです(笑) 実際に本(『琉球戦国キャラクター図鑑』)を持っている方はお気づきかもしれませんが、 金丸のページのイメージセリフは、 「この香りを嗅ぐたびに 私を思い出して下さい」。...
View Articleチャンミーグヮーと、武士マチムラ
『チャンミーグヮー』(今野敏著)『武士マチムラ』(今野敏著)を読了しました。 今野さんの小説を読むのはこれで3月、4冊目。 1冊目が『武士猿』2冊目が『義珍の拳』 どれも沖縄の空手家を題材にした小説で時代も王国末期~近代と時代がかぶっていたりするので、...
View Article琉球王国衰亡記
『琉球王国衰亡記』(嶋津与志/岩波書店/1992) 肝高の阿麻和利の脚本を手掛けた嶋津与志さんの小説です。 時代は19世紀の王朝末期。 主人公は板良敷(牧志)朝忠。 先の空手小説2冊とも時代がかぶったりと、最近は何かと古琉球よりは王朝末期から近代初期です。 そして『テンペスト』と同時代。(祝☆再放送!)孫寧温は部分的に朝忠をモデルにしてもいますしね。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(37)『金丸ポリシーⅢ』
阿麻和利編ですが、伊是名時代の金丸が続いています。金丸の人となりを表現するのに必要なネタなのでご容赦を。 次回、阿麻和利登場です! 「髪切ったんだね~」と気づいて声をかける男性多いですが、その次の会話が重要ですよ(笑) 「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい。
View Article貝の魔よけ
現在まで続いている琉球・沖縄の民俗信仰として「貝の魔よけ」があります。 古来より貝には霊力があると考えられており、今でも海部や離島の集落を巡ると拝所の中に祀られていたり、石敢當やシーサーと同じように貝が置かれていたりします。 用いられるのは主にシャコ貝だったりするのですが、民家の軒先などにつりさげる魔よけとしてもう一つメジャーなのが、トゲトゲの出たこちらの貝。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(38)『放浪の旅』
これまでの「金丸ポリシーⅠ~Ⅲ」の布石回収の巻です。 1コマ目の金丸の足取り図は各地に残っている彼の色恋沙汰伝承を元に作成しています。 宜名真 奥間 汀間 その後、越来王子だった尚泰久と出会う、という流れになります。 そんな金丸がまだイチ農民だった阿麻和利と出会うというネタなのですが、 そんなまだ何者でもない頃の二人の出会いを描いた山里永吉の小説『風雲』についてはこちらから。...
View Articleつながり相関図【改】
↑クリックで拡大 だいぶ前にブログの振り返り一覧表として、つながり相関図を作ったのですが、『琉球歴女の琉球戦国キャラクター図鑑』の巻末資料でその改良版+αで制作しました。 本でキャラ化した人物の相互関係がわかるようになっています。 今回は本に載せたものを、さらに少しだけ改良しました。 それぞれの線・矢印は、血縁・婚姻関係→青線主従・サポート関係→緑色対立関係→赤色になっています。...
View Articleキラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(39)『妥協なき戦い』
8コママンガ。 8コマ目の弟二人は賢休(次男:左)と賢膺(三男:右)。 この2人も私的にはこだわりの人物でして、『琉球歴女の琉球戦国キャラクター図鑑』では登場しています♪ 賢賢ブラザーズについてはこちらの過去記事をどうぞ。 「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい。
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